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■■ひきこもり&ニートの記事・事件■■
新聞の人生相談で大いに共感する記事を発見したので栄えある第1回目の記事を書いてみようと思います。
前文コピーペーストはまずいので概要をお話します。
30代の女性。無職で親元に住む、いわゆるニートでパラサイトシングルの方の相談でした。
この方は病気や精神不安定により何をやってもままならない自分に満足ができない。自分にプライドを持つにはどうしたらいいのかと悩んでいました。
これってひきこもっていたりする人によく当てはまるテーマだと思います。
実際に私がそうですし。
そして今回素晴らしい(と私が感じた)アドバイスをした方は、かなり有名な心療内科の先生です。
先生は、アドバイスの中で
「誇りを求めても、一生かかっても手にはいらないように思えます。誇りとは求めて得られるものではなく、人生の副産物のようなもの。
人の評価から得られるものでなく、自分らしい人生を送るときに心の中に生まれる『これでいいのだ』という気持ちが誇りになるのです」
とおっしゃっています。
そして、
「家の手伝いなど日常生活の中で生活を支えるために必要なことをして家族のためや誰かのために生かせるように少しずつ磨きをかけてみては?」
と提案されています。
最後に「つまらない日常生活を自分もまわりもいかに心地よく過ごせるか工夫しつつ生きるプロセスから自分の誇りが生まれます。」
と文を結ばれています。
もう、私が日ごろ感じたり思ったことが全て盛り込まれているような文章です。
「自分のプライドor自信をもって!」とか結構軽くみんな口にしてしまいますよね。
でも自信だとかプライドってなにかしらプライドがもてるだけの根拠やらがあってできるもののはずなのに・・・
と思っていました。
軽い元気づけの場面だとかで使われるのはいいのですが、本気でその手のセリフを言われると心の中で「??」
となります。言わんとしていることは分かるのですがね。
言ってるほうは深い意味はなく言ってしまうのですが、
言われたほうは「何の根拠があって自信もてだとか言うんだろう?」と釈然としない気持ちになったりします。
私がひねくれているだけかもしれないけれど。
最近は妙にプラス思考で全肯定し、体裁を取り繕うことが多い風潮の中で、先生のアドバイスはとても誠実なものに感じました。
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